フェミニズム的転回叢書大英帝国の女教師イギリス女子教育と植民地
内容紹介
大英帝国の女性たちは、一九世紀後半、フェミニズムを追い風に中・高等教育を獲得し、教師となって、男子進学校と同等レベルの女性による女子教育という領域を切り開いた。さらに植民地拡張の時流に乗って、単身海を渡っていく。
二つの大戦期までの、教師という職業を開拓していった女教師たちの姿を追いながら、フェミニズムと女子教育、帝国主義の関係を探る。
二つの大戦期までの、教師という職業を開拓していった女教師たちの姿を追いながら、フェミニズムと女子教育、帝国主義の関係を探る。
著者略歴
堀内真由美(ほりうち まゆみ)〔*本書刊行時の略歴です〕
1963年生まれ。近畿大学ほか非常勤講師。
大阪女子大学修士課程修了後、公立中学校教諭を経てロンドン大学教育研究所修士課程、大阪大学博士前期・後期課程修了。博士(文学)。イギリス近現代女性史、ジェンダー論専攻。
著書・論文に「イギリス大戦間期のフェミニズムと女子教育」(『西洋史学』211号)、川北・藤川編『空間のイギリス史』(共著、山川出版社)、河村・今井編『イギリス近現代女性史研究入門』(共著、青木書店)、など。
1963年生まれ。近畿大学ほか非常勤講師。
大阪女子大学修士課程修了後、公立中学校教諭を経てロンドン大学教育研究所修士課程、大阪大学博士前期・後期課程修了。博士(文学)。イギリス近現代女性史、ジェンダー論専攻。
著書・論文に「イギリス大戦間期のフェミニズムと女子教育」(『西洋史学』211号)、川北・藤川編『空間のイギリス史』(共著、山川出版社)、河村・今井編『イギリス近現代女性史研究入門』(共著、青木書店)、など。
目次
第1部 女教師の誕生──女性に教育を
第1章 女教師を生んだフェミニズムの時代
第2章 女子中等学校の設立と女教師の誕生
第2部 女教師という仕事──社会的地位向上をめざして
第3章 女子中等教育発展の頂点──フェミニズムを追い風に
第4章 女教師の苦闘──「フェミニズムたたき」のなかで
第3部 海を渡った女教師──その展開と限界
第5章 女教師と「帝国」との親和性
第6章 女教師たちの挫折と新たな野望
第1章 女教師を生んだフェミニズムの時代
第2章 女子中等学校の設立と女教師の誕生
第2部 女教師という仕事──社会的地位向上をめざして
第3章 女子中等教育発展の頂点──フェミニズムを追い風に
第4章 女教師の苦闘──「フェミニズムたたき」のなかで
第3部 海を渡った女教師──その展開と限界
第5章 女教師と「帝国」との親和性
第6章 女教師たちの挫折と新たな野望
書評/紹介情報
『出版ニュース』2008年5月上旬号「Book Guide」コーナーで紹介
『ふぇみん』2008年5月5日号「本」コーナーで紹介
『西洋史学』No.232(2008年)書評(評:佐藤千登勢 筑波大学准教授)
『女性史学』No.19号(2009年7月)「新刊紹介」
『ふぇみん』2008年5月5日号「本」コーナーで紹介
『西洋史学』No.232(2008年)書評(評:佐藤千登勢 筑波大学准教授)
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