〈江戸怪談を読む〉叢書『首の怪――生首・抜け首・ろくろ首』が間もなく発売されます。
執筆者は次の面々。門脇 大/岡本綺堂/ 阿部菜々香/今井秀和/ 三浦達尋/ 広坂朋信/江藤 学/菅部享天楽。
飛び回る生首、ろくろ首など首の怪を、江戸時代に書かれた怪談や各地の伝説から選りすぐってご紹介します。
前半は、もっぱら生首怪談の紹介と考察。近世の怪談集や各地の伝説に加えて、岡本綺堂の江戸巷談『稲城家の怪事』を収録しました。
後半は、近世の首妖怪の代表、ろくろ首の登場する怪談の紹介と考察。首だけで飛び回っていたろくろ首が、今、広く知られている首が長く伸びる姿に変わったのはなぜなのか。近世随筆や伝説も紹介しながら、ろくろ首の謎に迫ります。
中村桃子著『新敬語「マジヤバイっす」──社会言語学の視点から』が『情報処理』2026・1号(一般社団法人 情報処理学会):「ビブリオ・トークー私のおすすめー」コーナー(評:越智徹)にて紹介されました。
ある年から大学生が「〜ッス」と挨拶をしてくるようになり気になっていたという越智先生が本書に出会い、「ス」体ことばがどのような表現として使われているのかが地道な調査から分析されているとお勧め下さいました。ありがとうございました。
2020年に刊行以来大好評をいただいた中村桃子著『新敬語「マジヤバイっす」』の重版が出来ました。
昨年末に刊行した『翻訳から広がる日本語──女ことば・男ことば・疑似方言』に続き、中村桃子先生のユニークかつ大切な視点の社会言語論です。
「っす」ことば(「ス体」ことば)は礼儀を知らない若者の言葉? これに頷いたあなたの為に本書はあります。「っす」ことばの豊かな世界が広がる、「ス体」ことばについての初(!)の研究書をこの機会にご購読ください。日本語は面白い!
池田緑著『ポジショナリティ入門』の書評が、12月28日付『琉球新報』の読書面に掲載されました。
「日常の齟齬、係争理解に役立つ」と題して、ポジショナリティという概念の重要性を端的に示してくださいました。沖縄問題を主題の一つと捉える本書に最適な書評紙です。書評してくださった半嶺まどか先生(デンバー大学芸術社会人文学部)ありがとうございました。
中村桃子著『翻訳から広がる日本語──女ことば・男ことば・疑似方言』が発売されました。
欧米のヒロインは闘う女であっても日本の女性がめったに使わない「女ことば」で話していることを指摘した『翻訳がつくる日本語』の著者が、翻訳語の面白さを進化させました!
「女ことば」「男ことば」「疑似方言」といった翻訳ことばはどのような役割を果たしているのか、また逆に翻訳ことばによって日本語はどのように変化しているのかを分かりやすく解説します。
翻訳言葉から新しい発見が生まれる新日本語論です。
日本語の面白さが深まります。ぜひご購読を。
11月29日(土)、紀伊國屋書店札幌本店にて「人々の権利の実現をめざして」と題して、『私的判決論』の著者・中島光孝弁護士と、札幌の若手弁護士・池田賢太さんとのトークイベントが開催されました。
池田弁護士も執筆された高校生「公共」副読本『高校生と探究したい北海道の地域課題』(前田輪音編、寿郎社)のお話を導入に、中島弁護士が『私的判決論』で取り上げた、水俣病訴訟、空知太神社政教分離訴訟、関西生コン支部への組合活動弾圧事件にかかわる産業別労働組合の話をパワーポイントを使いながら分かりやすく説明してくださいました。
寒い中多くの方がイベントに参加してくださり、トークに耳を傾けてくださいました。
お集まりいただいた皆さま並びにイベントをご準備くださった紀伊國屋書店札幌本店さまに心より感謝申し上げます。