トピックス

【2025年1月6日】仕事始めのご挨拶

白澤社は本日(1/6)より通常通りの営業を始めました。
本年も、人文・思想・社会のジャンルで出版活動に取り組んでまいります。
今年のNHK大河ドラマは江戸時代の版元・蔦屋重三郎を主人公とした「べらぼう」。日頃は関心の薄い大河ドラマですが、今回は蔦重をめぐる江戸の都市文化、戯作や狂歌本、錦絵などの出版をめぐる話がくりひろげられるのですから見逃せません。
弊社では、江戸文学のなかでも「怪談」ものを中心に〈江戸怪談を読む〉叢書を刊行しております。昨年末には、蔦重の活躍した時代の半世紀ほど前、正徳二年に出された名著との評判が高い『死霊解脱物語聞書』の増補版を刊行いたしました。
本年は蔦重に絡むかもしれない「江戸怪談」ものの出版も予定しております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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おしらせ

【2024年12月28日】年末年始休業のお知らせ

本年も残すところわずかとなりました。

白澤社は、12月29日(日)から1月5日(日)まで年末年始のお休みとなります。 今年は新刊4点、品切れとなった書籍の増補版1点、電子書籍3点を刊行いたしました。 来年は、好評をいただいておりますJ.C.トロント・岡野八代『ケアするのは誰か?: 新しい民主主義のかたちへ』の重版から始まります。

よいお年をお迎えください。

【2024年11月1日】『三木清『人生論ノート』を読む』〔電子書籍版〕発売

岸見一郎『三木清『人生論ノート』を読む』が電子書籍になりました。
死とは何か、幸福とは何か。虚栄と名誉、怒りと憎しみ、人間の条件、愛と嫉妬など、人間だからこそ生じる問いに、哲学者はどう応えたか。長く読み継がれてきた三木清『人生論ノート』を、哲人・岸見一郎が読み解きます。

【2024年9月12日】『〈江戸怪談を読む〉丹後変化物語と化物屋敷』発売

〈江戸怪談を読む〉丹後変化物語と化物屋敷』を刊行いたしました。〈江戸怪談を読む〉シリーズ6冊目となります(氷厘亭氷泉・江藤 学・今井秀和・三浦達尋・鷲羽大介・南郷晃子・広坂朋信 著)。
田辺城下(現在の京都府舞鶴市)のさる武家屋敷に妖怪変化が次々と現われる『丹後変化物語』の名場面を原文と現代語訳で掲載。そのほか、ほぼ同時代の『曾呂里物語』に収められた化物屋敷譚、江戸時代中期の『仙台萩』より仙台の化物屋敷、化け猫屋敷、泉鏡花『天守物語』では姫路城の刑部姫の妹分として描かれた猪苗代城の亀姫様をめぐる複雑怪奇な歴史、江戸市中の化物屋敷譚を紹介・解説しました。
筆を持つ一つ目入道のイメージはこの『丹後変化物語』の絵が源だと言われています。
秋の夜長に化物屋敷譚。書店・オンライン書店にて絶賛発売中です。

【2024年7月18日】『復元白沢図』三刷出来!

品切れとなっておりました、佐々木聡著『復元白沢図──古代中国の妖怪と辟邪文化』の三刷が出来ました。
「賢君が徳を明らかにすること奥深ければ」出現するという神獣白沢。黄帝は万物の精魅(もののけ)に通暁していた白沢の膨大な知識を聞き取りそれによって民を精魅の禍から救ったという。
古代中国の辟邪呪術をつたえる幻の書『白沢図』を復元し文化史的意義を読み解く書です。

【2024年6月14日】大塚英志『マイナンバーから改憲へ』電子書籍販売

大塚英志著『マイナンバーから改憲へ──国会で50年間どう議論されたか』〈白澤社ブックレット1〉の電子書籍の販売を開始いたしました。
保険証を廃止しマイナカードと健康保険証の一体化を強要するばかりか、民間企業と個人の契約である携帯電話新規契約時の本人確認でマイナカード読み取りを義務化する(6/18)、運転免許証もマイナカード化(25年3月〜)してマイナカード以外の免許更新料を高くするなど、マイナカードで便利なのではなく、マイナカードがなければ不便になる社会へと邁進する政府。

マイナカード社会は我々になにをもたらすのか・・・
好評発売中の紙の本、または電子書籍にてぜひご購読ください。