復元 白沢図
古代中国の妖怪と辟邪文化

著者
佐々木聡
定価
2,200円(本体2,000円)
体裁
四六判上製、176頁
ISBNコード
978-4-7684-7964-3
発売日
2017年1月
ジャンル
在庫
有り

内容紹介

禍を避け福を招く神獣白沢。その源流の奇書を復元
中国の伝説上の帝王・黄帝は、神獣・白沢の言葉を記録して、あらゆる鬼神を撃退する知識が書かれた書物『白沢図』を編んだとされる。この書物は、禍を避け福を招く辟邪(へきじゃ)呪術を伝えるものとして珍重されたが、今から約一千年前の北宋時代に散佚したと考えられる。散佚した奇書を復元し、文化史的意義を読み解く。

著者略歴

佐々木 聡(ささき さとし)
1982年秋田県生まれ。金沢大学文学部卒、東北大学博士課程後期修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD(大阪府立大学)。専攻は、中国古代・中世の宗教文化史。主な著作に、東アジア恠異学会編『怪異学入門』(共著、岩田書院)、「『白沢図』をめぐる辟邪文化の受容と展開」(『日本中国学会第一回若手シンポジウム論集』)、「『開元占経』の諸抄本と近世以降の伝来について」(『日本中国学会報』六四輯)など。

目次

第一章 『白沢図』とはなにか──その伝説と成立
第二章 『白沢図』輯校
第三章 神獣白沢の姿──辟邪絵としての白沢の図
補 章 「白沢」研究の軌跡
附 録 『礼緯含文嘉』精魅篇

書評/紹介情報

『スポーツ報知』2017年1月27日「本屋さんのイチ押し」コーナー:「古代中国・幻の奇書を復元」(評:明屋書店中野ブロードウェイ店・阿部祐子さん)
『月刊 東方』2017年6月号(東方書店) Book Review:「『白沢図』の展開から見えてくるモノからコトへ」(評:高戸 聰 福岡女学院大学准教授)
『出版ニュース』2017.02中旬号 Book Guideコーナーで紹介
『週刊文春』2017年4月13日号(文春図書館)「私の読書日記」で「中国の神獣」として紹介(文:立花隆)
『東方宗教』130号(日本道教学会発行、2018月11月5日)で紹介(評:坂出祥伸 関西大学名誉教授)