希望について続・三木清『人生論ノート』を読む
内容紹介
人生は希望である。人生そのものが旅なのである……。
三木清は、戦前・戦中に最先端の西洋哲学を学び、言論統制下であったにもかかわらず新聞・雑誌の記事や哲学書を次々と世に送り出していた。危機の時代を生きた卓抜な哲学者が綴った至高の人生論から、懐疑、習慣、瞑想と感傷、利己主義、健康、秩序、仮説、旅、偽善、娯楽などのテーマについて、希望をキーワードに読み解く。
三木清は、戦前・戦中に最先端の西洋哲学を学び、言論統制下であったにもかかわらず新聞・雑誌の記事や哲学書を次々と世に送り出していた。危機の時代を生きた卓抜な哲学者が綴った至高の人生論から、懐疑、習慣、瞑想と感傷、利己主義、健康、秩序、仮説、旅、偽善、娯楽などのテーマについて、希望をキーワードに読み解く。
著者略歴
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。
著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『よく生きるということ 「死」から「生」を考える』(唯学書房)、『生きづらさからの脱却』(筑摩書房)、『三木清『人生論ノート』を読む』(白澤社)、訳書に『人生の意味の心理学』(アドラー著、アルテ)、『ティマイオス/クリティアス』(プラトン著、白澤社)など多数。
著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『よく生きるということ 「死」から「生」を考える』(唯学書房)、『生きづらさからの脱却』(筑摩書房)、『三木清『人生論ノート』を読む』(白澤社)、訳書に『人生の意味の心理学』(アドラー著、アルテ)、『ティマイオス/クリティアス』(プラトン著、白澤社)など多数。
目次
序論──希望の人、三木清
1 知性の自由──「懐疑について」を読む
2 自由と束縛──「習慣について」を読む
3 精神の休日──「瞑想について」「感傷について」を読む
4 不安と噂──「噂について」を読む
5 幸福と利己主義──「利己主義について」を読む
6 健康は各自のもの──「健康について」を読む
7 心の秩序と深い智慧──「秩序について」を読む
8 思想と仮説──「仮説について」を読む
9 旅と自由──「旅について」を読む
10 偽善と虚栄──「偽善について」を読む
11 生活を楽しむ──「娯楽について」を読む
12 人生は希望──「希望について」を読む
1 知性の自由──「懐疑について」を読む
2 自由と束縛──「習慣について」を読む
3 精神の休日──「瞑想について」「感傷について」を読む
4 不安と噂──「噂について」を読む
5 幸福と利己主義──「利己主義について」を読む
6 健康は各自のもの──「健康について」を読む
7 心の秩序と深い智慧──「秩序について」を読む
8 思想と仮説──「仮説について」を読む
9 旅と自由──「旅について」を読む
10 偽善と虚栄──「偽善について」を読む
11 生活を楽しむ──「娯楽について」を読む
12 人生は希望──「希望について」を読む
書評/紹介情報
『出版ニュース』2017.08中旬号 Book Guideで紹介
『西日本新聞』2017年9月27日夕刊「おすすめ本舗」で紹介
『西日本新聞』2017年9月27日夕刊「おすすめ本舗」で紹介