新選百物語吉文字屋怪談本 翻刻・現代語訳
内容紹介
百物語は終わらない
怪談文化の花盛りだった江戸時代、改題しただけのリメイク本もあいつぎ出版されるなか、上方の版元・吉文字屋による新作怪談本として好評を博したのが『新選百物語』。ラフカディオ・ハーンも参照したこの怪談本の本文を翻刻し、初めて本格的に紹介。これまであまり知られていなかった怪談本がここに甦る。
怪談文化の花盛りだった江戸時代、改題しただけのリメイク本もあいつぎ出版されるなか、上方の版元・吉文字屋による新作怪談本として好評を博したのが『新選百物語』。ラフカディオ・ハーンも参照したこの怪談本の本文を翻刻し、初めて本格的に紹介。これまであまり知られていなかった怪談本がここに甦る。
著者略歴
■篠原進(しのはら すすむ)【監修】
青山学院大学名誉教授(日本文学)。共著書に『文学という毒』(笠間書院、2009年)、『西鶴諸国はなし』(三弥井書店、2009年)など。
■岡島由佳(おかじま ゆか)【翻刻・注・現代語訳】
青山学院大学大学院文学研究科博士課程、日本文学専攻。
青山学院大学名誉教授(日本文学)。共著書に『文学という毒』(笠間書院、2009年)、『西鶴諸国はなし』(三弥井書店、2009年)など。
■岡島由佳(おかじま ゆか)【翻刻・注・現代語訳】
青山学院大学大学院文学研究科博士課程、日本文学専攻。
目次
序 深い緑のラビリンス──「百物語」は終わらない(篠原 進)
新選百物語(翻刻・注・現代語訳=岡島由佳)
〔コラム〕幽霊の遺念(堤 邦彦)
〔コラム〕怪を語れば怪至る(近藤瑞木)
新選百物語(翻刻・注・現代語訳=岡島由佳)
〔コラム〕幽霊の遺念(堤 邦彦)
〔コラム〕怪を語れば怪至る(近藤瑞木)
書評/紹介情報
『西日本新聞』2019年4月22日夕刊 「おすすめ本舗」で紹介