〔改訂新版〕事実婚と夫婦別姓の社会学

著者
阪井 裕一郎
定価
1,980円(本体1,800円)
体裁
四六判並製、224頁
ISBNコード
978-4-7684-7990-2
発売日
2022年7月
在庫
近刊(2022年7月8日発売)

内容紹介

日本では法律婚での夫婦同姓が定められているため、双方がそれぞれの姓を望む場合は「事実婚」にならざるを得ない。
本書では、「姓」の歴史やこれまでの日本社会における事実婚と夫婦別姓をめぐる議論の枠組を分析し、子どもの姓の問題やリベラルvs.保守などの二項対立の議論のもつれをほぐし、真に問うべき問題とは何なのかを提示する。また事実婚当事者へのインタビューを通して、「事実婚」に至った事情や「結婚」や家族についての思いなどがいかに多様であるかを浮き彫りにする。
注目度が高まっている「夫婦別姓」の議論を整理するとともに、価値の多様性に向けて家族のありかたを拓く「夫婦別姓」入門書。
『事実婚と夫婦別姓の社会学』(21年5月刊)に新たな当事者インタビューを加え改訂。

著者略歴

1981年、愛知県生まれ。大妻女子大学人間関係学部准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は家族社会学。
 主な著書に、『仲人の近代──見合い結婚の歴史社会学』(青弓社)、『社会学と社会システム』(共著、ミネルヴァ書房)、『入門家族社会学』(共著、新泉社)、『境界を生きるシングルたち』(共著、人文書院)など。翻訳書に、エリザベス・ブレイク著『最小の結婚』(共訳、白澤社)。

目次

序 章──本書の概要と構成
第1章 「事実婚」は歴史的にどう語られてきたか
第2章 「夫婦別姓」を語る視座──対立軸を整理する
第3章 事実婚当事者の語りから「夫婦別姓」を考える
第4章 姓をめぐって格闘する人々──事実婚当事者の事例紹介
終 章 家族・結婚制度を再考する