ポジショナリティ入門個人間に現れる集団の権力を読み解く
内容紹介
人びとの社会的関係を分析するポジショナリティという概念が注目を集めている。
私たちは、それぞれが属する集団間に存在する権力関係に強く結びついており、属する集団の権力関係を抜きに、社会の不平等や抑圧を理解することはできない。
社会に存在する集団的な不平等や格差、差別や抑圧を理解するための視点として、本書では主にジェンダーと「沖縄と日本」の議論を中心に、ポジショナリティとはなにを問題にし、なにを明らかにしようとしているのかを、わかりやすく解説した入門書である。
私たちは、それぞれが属する集団間に存在する権力関係に強く結びついており、属する集団の権力関係を抜きに、社会の不平等や抑圧を理解することはできない。
社会に存在する集団的な不平等や格差、差別や抑圧を理解するための視点として、本書では主にジェンダーと「沖縄と日本」の議論を中心に、ポジショナリティとはなにを問題にし、なにを明らかにしようとしているのかを、わかりやすく解説した入門書である。
著者略歴
大妻女子大学社会情報学部准教授。専門は社会学、ポジショナリティ論、ジェンダー論、ポストコロニアリズム研究。
著書に『ポジショナリティ──射程と社会学的系譜』(勁草書房)、『日本社会とポジショナリティ──沖縄と日本との関係、多文化社会化、ジェンダーの領域からみえるもの』(編著、明石書店)、『ジェンダーの考え方──権力とポジショナリティから考える入門書』(青弓社)、『ポジショナリティと〈日沖関係〉──沖縄と日本の権力構造、集団的利害と責任の様態を問い直す』(明石書店、近刊)、『ポジショナリティとジェンダー──女子教育と男性権力』(明石書店、近刊)など。
著書に『ポジショナリティ──射程と社会学的系譜』(勁草書房)、『日本社会とポジショナリティ──沖縄と日本との関係、多文化社会化、ジェンダーの領域からみえるもの』(編著、明石書店)、『ジェンダーの考え方──権力とポジショナリティから考える入門書』(青弓社)、『ポジショナリティと〈日沖関係〉──沖縄と日本の権力構造、集団的利害と責任の様態を問い直す』(明石書店、近刊)、『ポジショナリティとジェンダー──女子教育と男性権力』(明石書店、近刊)など。
目次
第1章 ポジショナリティによって明らかになること
第2章 ポジショナリティの考え方
第3章 ポジショナリティと集団との関係
第4章 ポジショナリティをめぐる責任と主観
第5章 ポジショナリティの経験
第6章 ポジショナリティの動態
第7章 ポジショナリティは変えられるか
〔付録〕さらに深く学びたい人のためのブックガイド
第2章 ポジショナリティの考え方
第3章 ポジショナリティと集団との関係
第4章 ポジショナリティをめぐる責任と主観
第5章 ポジショナリティの経験
第6章 ポジショナリティの動態
第7章 ポジショナリティは変えられるか
〔付録〕さらに深く学びたい人のためのブックガイド