マルクスの教育思想
内容紹介
マルクスの原像を復元する教育分野での初の試み
従来の「マルクス主義教育学」はマルクスの思想に即したものだったのか? 誤読や先入観を鋭く指摘しながら、マルクス自身の言説からその教育思想を析出。晩年のマルクスが到達した「労働と教育の結合」の真の意義を明らかにする。
従来の「マルクス主義教育学」はマルクスの思想に即したものだったのか? 誤読や先入観を鋭く指摘しながら、マルクス自身の言説からその教育思想を析出。晩年のマルクスが到達した「労働と教育の結合」の真の意義を明らかにする。
著者略歴
青柳宏幸(あおやぎ ひろゆき)
1976年生まれ。東京学芸大学教育学部卒。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、中央大学非常勤講師。
共著に『教育の臨界 教育的理性批判』情況出版。主な論文に「マルクスにおける「教育学的」意識の清算 マックス・シュティルナー批判を手がかりとして」『教育哲学研究』第93号、「マルクスにおける労働と教育の結合の構想 国際労働者協会ジュネーブ大会における教育論争を手かがりとして」『近代教育フォーラム』第17号など。
1976年生まれ。東京学芸大学教育学部卒。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、中央大学非常勤講師。
共著に『教育の臨界 教育的理性批判』情況出版。主な論文に「マルクスにおける「教育学的」意識の清算 マックス・シュティルナー批判を手がかりとして」『教育哲学研究』第93号、「マルクスにおける労働と教育の結合の構想 国際労働者協会ジュネーブ大会における教育論争を手かがりとして」『近代教育フォーラム』第17号など。
目次
序章 マルクスの問い
第Ⅰ部 唯物論
第一章 人間と自然──マルクスの思想的出発点としての「学位論文」
第二章 「教育学的」意識の清算──マックス・シュティルナー批判を手がかりとして
第Ⅱ部 労働論
第三章 労働と自然──経済学批判体系における労働論の展開
第四章 自由時間と自由な個性の発展──資本制的生産様式の歴史的意義
第Ⅲ部 社会変革論
第五章 社会変革の手段としての教育の発見
第六章 労働と教育の結合の構想──国際労働者協会ジュネーブ大会における教育論争を手がかりとして
終 章 労働と教育の肯定的関係の創出
第Ⅰ部 唯物論
第一章 人間と自然──マルクスの思想的出発点としての「学位論文」
第二章 「教育学的」意識の清算──マックス・シュティルナー批判を手がかりとして
第Ⅱ部 労働論
第三章 労働と自然──経済学批判体系における労働論の展開
第四章 自由時間と自由な個性の発展──資本制的生産様式の歴史的意義
第Ⅲ部 社会変革論
第五章 社会変革の手段としての教育の発見
第六章 労働と教育の結合の構想──国際労働者協会ジュネーブ大会における教育論争を手がかりとして
終 章 労働と教育の肯定的関係の創出
書評/紹介情報
『西日本新聞』2011年1月25日夕刊「おすすめ本舗」で紹介
『出版ニュース』2011年3月中旬号 Book Guide にて紹介
『教育哲学研究』第104号(2011年)書評(評:広島文化学園大学 白銀夏樹)
『出版ニュース』2011年3月中旬号 Book Guide にて紹介
『教育哲学研究』第104号(2011年)書評(評:広島文化学園大学 白銀夏樹)