ジェンダー・フリー・トラブルバッシング現象を検証する
内容紹介
男女平等教育の実践現場で使われてきた「ジェンダー・フリー」。この言葉をめぐり著しい曲解や誇張をもとに、「行き過ぎた」教育や性教育がおこなわれているとして、激しいバッシングが起こっている。「ジェンダー・フリー」教育とはなんだったのか、何がトラブル化しているのか。9人の気鋭の執筆者が現状の困難を打開するための議論を展開する。
著者略歴
〔*本書刊行当時の略歴です〕
【編著】木村涼子(きむら りょうこ)〔第4章〕大阪大学大学院人間科学研究科教員。教育社会学・歴史社会学専攻。
【著】
■竹信三恵子(たけのぶ みえこ)〔第1章〕ジャーナリスト。1976年、朝日新聞社入社。経済部記者、シンガポール特派員、学芸部次長(家庭面デスク)、総合研究センター主任研究員などをへて、2004年から生活部記者。
■海妻径子(かいづま けいこ)〔第2章〕岩手大学人文社会科学部教員。ジェンダー研究・家族関係論専攻。
■岡野八代(おかの やよ)〔第3章〕立命館大学法学部教員。西洋政治思想史、フェミニズム理論専攻。
■日野玲子(ひの れいこ)〔第5章〕立命館大学他非常勤講師。女性学教育、教育概論・授業研究(公民科)。
■イダヒロユキ〔第6章〕立命館大学非常勤講師。日本女性学会幹事。専門は男女平等・人権問題・社会政策・労働問題・家族/恋愛問題、平和問題、人生(生き方)論。
■鶴田敦子(つるた あつこ)〔第7章〕聖心女子大学教育学・初等教育学科教員。専門分野—家庭科教育学、ジェンダー・エクイティ教育のカリキュラム開発論。
■金田智之(かねた ともゆき)〔第8章〕東京都立大学大学院博士課程。社会学専攻。
■田代美江子(たしろ みえこ)〔第9章〕女子栄養大学教員。専門は教育学、近現代日本における性教育史、セクシュアリティと教育。
【編著】木村涼子(きむら りょうこ)〔第4章〕大阪大学大学院人間科学研究科教員。教育社会学・歴史社会学専攻。
【著】
■竹信三恵子(たけのぶ みえこ)〔第1章〕ジャーナリスト。1976年、朝日新聞社入社。経済部記者、シンガポール特派員、学芸部次長(家庭面デスク)、総合研究センター主任研究員などをへて、2004年から生活部記者。
■海妻径子(かいづま けいこ)〔第2章〕岩手大学人文社会科学部教員。ジェンダー研究・家族関係論専攻。
■岡野八代(おかの やよ)〔第3章〕立命館大学法学部教員。西洋政治思想史、フェミニズム理論専攻。
■日野玲子(ひの れいこ)〔第5章〕立命館大学他非常勤講師。女性学教育、教育概論・授業研究(公民科)。
■イダヒロユキ〔第6章〕立命館大学非常勤講師。日本女性学会幹事。専門は男女平等・人権問題・社会政策・労働問題・家族/恋愛問題、平和問題、人生(生き方)論。
■鶴田敦子(つるた あつこ)〔第7章〕聖心女子大学教育学・初等教育学科教員。専門分野—家庭科教育学、ジェンダー・エクイティ教育のカリキュラム開発論。
■金田智之(かねた ともゆき)〔第8章〕東京都立大学大学院博士課程。社会学専攻。
■田代美江子(たしろ みえこ)〔第9章〕女子栄養大学教員。専門は教育学、近現代日本における性教育史、セクシュアリティと教育。
目次
第1章 やっぱりこわい? ジェンダー・フリー・バッシング(竹信三恵子)
第2章 対抗文化としての〈反「フェミナチ」〉(海妻径子)
第3章 ジェンダーの政治(岡野八代)
第4章 教育における「ジェンダー」の視点の必要性(木村涼子)
第5章 「ジェンダー・フリー」教育を再考する(日野玲子)
第6章 家族のあり方とジェンダー・フリー・バッシング(イダヒロユキ)
第7章 家庭科教科書バッシングを検証する(鶴田敦子)
第8章 「道徳主義型性教育」とその問題点(金田智之)
第9章 性教育バッシングを検証する(田代美江子)
第2章 対抗文化としての〈反「フェミナチ」〉(海妻径子)
第3章 ジェンダーの政治(岡野八代)
第4章 教育における「ジェンダー」の視点の必要性(木村涼子)
第5章 「ジェンダー・フリー」教育を再考する(日野玲子)
第6章 家族のあり方とジェンダー・フリー・バッシング(イダヒロユキ)
第7章 家庭科教科書バッシングを検証する(鶴田敦子)
第8章 「道徳主義型性教育」とその問題点(金田智之)
第9章 性教育バッシングを検証する(田代美江子)
書評/紹介情報
『ふぇみん』2006年2月5日「本」コーナーで紹介
『出版ニュース』2006年3月中旬号「Book Guide」にて紹介
『インパクション』151号、2006年4月号(インパクト出版会)「ブックレヴュー」:「複眼で見るバックラッシュ」(評:ピープルズ・プラン研究所 青山薫)
『市民ジャーナル』2006年4月10日書評「ジェンダー・バッシングと「フェミナチ」の関係を読み解く」(評:笹倉尚子)
『出版ニュース』2006年3月中旬号「Book Guide」にて紹介
『インパクション』151号、2006年4月号(インパクト出版会)「ブックレヴュー」:「複眼で見るバックラッシュ」(評:ピープルズ・プラン研究所 青山薫)
『市民ジャーナル』2006年4月10日書評「ジェンダー・バッシングと「フェミナチ」の関係を読み解く」(評:笹倉尚子)