2008年版 学習指導要領を読む視点
内容紹介
「ゆとり教育」路線からの転換や道徳教育の重視、小学校英語の導入などがその特徴だといわれている2008年版学習指導要領改訂。それらは今後十年の日本の教育にとってどのような影響を及ぼすことになるのか。
教育が、戦後はじめての大変革期を迎えている今、指導要領改訂の主な問題点について、教育の専門家らによる論文、インタビュー記事等でわかりやすく解説。
教育が、戦後はじめての大変革期を迎えている今、指導要領改訂の主な問題点について、教育の専門家らによる論文、インタビュー記事等でわかりやすく解説。
著者略歴
〔*略歴は本書刊行時のものです〕
竹内常一(たけうち つねかず)〔第1章〕國學院大学名誉教授、専攻 教育学
子安 潤(こやす じゅん)〔第2章〕愛知教育大学教授、専攻 教育課程・教育方法学
木村涼子(きむら りょうこ)〔第3章〕大阪大学大学院准教授、専攻 教育社会学
阿部 昇(あべ のぼる)〔第4章〕秋田大学教育文化学部教授、専攻 国語科教育学・授業研究
加藤郁夫(かとう いくお)〔第5章〕立命館中学校・高等学校教諭(立命館小学校兼務)、専攻 国語教育
小野政美(おの まさみ)〔第6章、コラム〕愛知県春日井市立牛山小学校教員
吉永紀子(よしなが のりこ)〔第7章〕、福島大学人間発達文化学類准教授、専攻 教育方法学・授業論・教師論
鶴田敦子(つるた あつこ)〔第8章〕聖心女子大学教授、専攻 家庭科教育・ジェンダーと教育・生活教育
松下良平(まつした りょうへい)〔第9章〕金沢大学学校教育学類教授、専攻 教育哲学・道徳教育論
藤井啓之(ふじい ひろゆき)〔第10章〕現職 愛知教育大学准教授、専攻 教育方法学
寺島隆吉(てらしま たかよし)〔第11章〕岐阜大学教育学部教授、専攻 国際理解教育・英語教育研究
金馬国晴(きんま くにはる)〔第12章〕横浜国立大学教育人間科学部准教授、専攻 カリキュラム論・日本教育史
新谷恭明(しんや やすあき)〔第13章〕九州大学大学院人間環境学研究院教授、専攻 日本教育史
竹内常一(たけうち つねかず)〔第1章〕國學院大学名誉教授、専攻 教育学
子安 潤(こやす じゅん)〔第2章〕愛知教育大学教授、専攻 教育課程・教育方法学
木村涼子(きむら りょうこ)〔第3章〕大阪大学大学院准教授、専攻 教育社会学
阿部 昇(あべ のぼる)〔第4章〕秋田大学教育文化学部教授、専攻 国語科教育学・授業研究
加藤郁夫(かとう いくお)〔第5章〕立命館中学校・高等学校教諭(立命館小学校兼務)、専攻 国語教育
小野政美(おの まさみ)〔第6章、コラム〕愛知県春日井市立牛山小学校教員
吉永紀子(よしなが のりこ)〔第7章〕、福島大学人間発達文化学類准教授、専攻 教育方法学・授業論・教師論
鶴田敦子(つるた あつこ)〔第8章〕聖心女子大学教授、専攻 家庭科教育・ジェンダーと教育・生活教育
松下良平(まつした りょうへい)〔第9章〕金沢大学学校教育学類教授、専攻 教育哲学・道徳教育論
藤井啓之(ふじい ひろゆき)〔第10章〕現職 愛知教育大学准教授、専攻 教育方法学
寺島隆吉(てらしま たかよし)〔第11章〕岐阜大学教育学部教授、専攻 国際理解教育・英語教育研究
金馬国晴(きんま くにはる)〔第12章〕横浜国立大学教育人間科学部准教授、専攻 カリキュラム論・日本教育史
新谷恭明(しんや やすあき)〔第13章〕九州大学大学院人間環境学研究院教授、専攻 日本教育史
目次
総論1 「教育改革」と学習指導要領の改訂(竹内常一)/総論2 「車の両輪」とは何か(子安潤)/総論3 ジェンダーの視点から読み取れるもの(木村涼子)
国語 言語能力重視に内在する課題(阿部昇)/国語(古典)「古典重視」にひそむ危うさ(加藤郁夫)
社会 社会科等における愛国心教育システム(小野政美)/理数教育 「理数教育の充実」(吉永紀子)
家庭 家庭科の学習指導要領を読む(鶴田敦子)
道徳1 道徳教育の貧困(松下良平)/道徳2 「道徳」の構造的欠陥(藤井啓之)
外国語活動 「小学校英語」を考える(寺島隆吉)
総合的な学習の時間 戦後史の中の「総合的な学習」とこれから(金馬国晴)
特別活動 特別活動の終わり(新谷恭明)
国語 言語能力重視に内在する課題(阿部昇)/国語(古典)「古典重視」にひそむ危うさ(加藤郁夫)
社会 社会科等における愛国心教育システム(小野政美)/理数教育 「理数教育の充実」(吉永紀子)
家庭 家庭科の学習指導要領を読む(鶴田敦子)
道徳1 道徳教育の貧困(松下良平)/道徳2 「道徳」の構造的欠陥(藤井啓之)
外国語活動 「小学校英語」を考える(寺島隆吉)
総合的な学習の時間 戦後史の中の「総合的な学習」とこれから(金馬国晴)
特別活動 特別活動の終わり(新谷恭明)