カントの政治哲学入門政治における理念とは何か
内容紹介
現代においても重要な理念である、自由権、正義と国家、共和主義、国際法と平和について、時代に先駆けたカントの発想をわかりやすく解説する清新な入門書。
政治における理念の重要さを語り続けたカントの政治哲学の全体像を、『人倫の形而上学・法論』を軸として、最新の研究成果にもとづき描き出すとともに、歴史的文脈に照らしてカントの著作を読み解き、その現代的意義を説く。
(2022年2月25日に電子書籍版を発行しました。電子版定価:1800円+税)
政治における理念の重要さを語り続けたカントの政治哲学の全体像を、『人倫の形而上学・法論』を軸として、最新の研究成果にもとづき描き出すとともに、歴史的文脈に照らしてカントの著作を読み解き、その現代的意義を説く。
(2022年2月25日に電子書籍版を発行しました。電子版定価:1800円+税)
著者略歴
網谷壮介(あみたに そうすけ)
1987年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。獨協大学法学部専任講師。
主著に『共和制の理念──イマヌエル・カントと18世紀末プロイセンの「理論と実践」論争』(法政大学出版局、2018年)。
1987年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了。博士(学術)。獨協大学法学部専任講師。
主著に『共和制の理念──イマヌエル・カントと18世紀末プロイセンの「理論と実践」論争』(法政大学出版局、2018年)。
目次
第一章 自由の権利──法のもとでの自由とは何か
第二章 社会契約論──国家の設立は義務である
第三章 共和主義の理念と制度
第四章 永遠平和のために──国際法と世界市民法
第二章 社会契約論──国家の設立は義務である
第三章 共和主義の理念と制度
第四章 永遠平和のために──国際法と世界市民法
書評/紹介情報
「信濃毎日新聞」2018年3月11日(読書面):「理念に基づく国家 必要性訴え」(評:山本 圭 立命館大学准教授)